元祖無添加ワインメーカー、和食に合うワインとして美味しんぼ登場!甲州勝沼「蒼龍ワイナリー」

瀟洒な赤レンガ屋根が目を引くプロヴァンス風の洒落た建物が「蒼龍葡萄酒」。1899年創業の伝統あるワイナリーで、高野正誠と土屋龍憲の両名とは親戚関係にあたるとのこと。社名の蒼龍の由来は、中国の故事にある東西南北の守護神の中で東を守る神様で、幸福を呼ぶ神とも言われている。

2015_0923_112341-P1090120

一階に構えた売店の三角の出窓からは、陽差しが差し込み、明るいそのスペースはゆったりと広く、常時、約40種のワインが試飲でき、地元しか出回らないローカルワインもあります。

2015_0923_112848-P1090121

オススメは「シトラスセント甲州」でメルシャンのきいろ香の醸造技術を参考に造られています。また「美味しんぼ」80巻では「勝沼の甲州」が取り上げられていたのである。

2016_0429_145738-P1100709

アパレルメーカーJUNの造る甲州が繊細な味わい!甲州勝沼「シャトージュン」

アパレルメーカーの「JUNグループ」により1979年に創業した、白壁とオレンジ屋根のプティワイナリー「シャトージュン」です。葡萄栽培家と醸造家が非常に距離が近いワイナリーでより良いワイン造りに日々励んでおられることが醸造責任者の仁林さんから伝わります。過去に日本ワインの代表としてJAL国際線(ビジネスクラス)にシャトージュン甲州採用された経験と自信が今もワインの中に生きています。

2016_0429_091916-P1100661

山梨県立美術館所蔵のミレーの絵画をラベルと商品名に冠したミレーシリーズの「無原罪の聖母」(白・甲州)、日本固有の葡萄名を名乗るジャパンセレクトシリーズから「巨峰&ピオーネ ロゼ」、「デラウエア 白」の3種を試飲させていだく。ロゼは仄かな色合いの日本的な淡いピンク色ですが、味は結構ドライです。デラウエアの白は後味にデラの甘味が残り、酸味と甘味のバランスが良い。やはり主品種は甲州で、上品な香りと甘味と酸味のバランスがよく、繊細です。

2016_0429_094352-P1100664

ワイン直売所の一画には、アパレルメーカーJUNのシャトージュンオリジナル商品も展示されています。

2016_0429_092903-P1100663

 

甲州とマスカットベーリーAに拘るIT系ワイナリー。甲州勝沼「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」

半導体製造装置などを手掛ける塩山製作所が平成29年4月、勝沼等々力地区の日川のほとりにオープンさせたのが「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」です。米国のシリコンバレーを思わせるような広大な緑の絨毯、ガルバリウム鋼板に覆われた黒い建物、そして「MGVs」の文字。かつて半導体工場であった建屋を全面リノベーションしながらも、もともとインダストリーであったというイメージを生かした作りになっています。黒の壁面に白色が鮮やかに屋外にそびえ立つ液化窒素タンクは、半導体の洗浄に使用していたものです。

2017_0527_121350-IMG_3323

この地域固有品種である“甲州”と山梨で多く栽培されている“マスカット・ベーリーA”の日本固有の二品種とテロワールにこだわり、体系化されたワイン作りを目指しています。

2017_0527_122228-IMG_3334

ワイナリーの名称や施設の内装、ラベルのデザインといった一連のブランド構築は、アートディレクター・デザイナーとして活躍するMTDOの田子 學さんを起用しています。お洒落なワインバーようなカウンターでガラス越しに醸造設備を眺めながらテイスティングができるほか、ゆったりとワインを選んでショッピングを楽しめるように居心地のよい店内になっています。

2017_0527_121523-IMG_3326

 

地ワインと家庭料理を楽しむ素敵なカフェを営むブテックワイナリー。甲州勝沼「原茂ワイン」

もとは養蚕農家だったという築130年の旧家で、生食用のブドウを育てながらワインを造りはじめた、創業大正13(1924)年の小さなワイン醸造所が「原茂ワイン」です。地名の原と嘗ての当主名である茂左ヱ門から原茂となりました。

2015_0503_102555-P1060968

通常のワイナリーとは少々異なり、葡萄棚の奥に白壁黒瓦の建物が佇み、土間を改装した一階には、ワインショップとテイスティングスペース。10年ほど前にワインの飲めるカフェが誕生し、2階のカフェへと続く階段は漆黒に光り、建物が経てきた年月を感じさせます。「日経プラス1何でもランキング 地産地消 食事もできるワイナリー(2014年11月15日)」で第2位だったのが原茂ワインCasa da Nomaでした。

2015_0503_112217-P1060970

オススメのワインは「ハラモ・ヴィンテージ甲州シュール・リー」。また独自に作り上げたワイン「原茂アジロン」もラベルとともに面白い。2Fのカフェで「パンの気まぐれブランチ」と一緒にどうぞ。

2015_0503_113826-P1060971

甲州種でめざす食事にあう辛口ワイン“ルバヤート”!甲州勝沼「丸藤葡萄酒工業」

国道20号(勝沼バイパス)の奥まったところにあるので見つけにくいが、スタッコ風白壁に大きくRと記された建物が目印。約110年前の明治23年(1890)に創業した「丸藤葡萄酒工業」です。土蔵風のつくりにワイン樽風プランターという、和・洋を融合したようなスタイルは、このワイナリーの歴史を物語っているようです。

2017_0527_113702-IMG_3310

ブランド名の「ルバイヤート」はかつてのペルシャ詩人たちが詠んだ四行詩にちなんだもので、詩人の日夏耿之介が、大村家のワインに夢を託して命名されました。「酒を飲め、これぞ永遠の生命なり、いまこの時を愉しめよ、これぞ真の人生なり。まさに明治のロマンが香り立つ命名です。古民家の自宅を改装した新社屋でティスティングができます。

2017_0527_113811-IMG_3314

こちらで醸すワインは、気取らずに飲めるお手頃価格から、じっくり味わいたいプレミアムものまでさまざまなタイプがあります。基本は食事に合わせられる辛口ということで甲州種にこだわりがあります。

2017_0527_114224-IMG_3316

オススメは「ルバイヤート甲州シュール・リー」で勝沼産甲州100%使用でつくる、すっきりとしていて、しっかりとしたボディの辛口白ワインです。

歯周病予防・対策にオススメの歯磨き粉
プロポデンタルEXを実際に使った口コミ体験談

世界に肩を並べる甲州ワイン“アルガブランカ”シーリーズ。甲州勝沼「勝沼醸造」

旧甲州街道の往来を思い起こさせる「勝沼醸造」の建物は、築120年という風格ある日本家屋が使われています。創業は昭和12(1937)年、今では甲州を使った白ワイン作りに特化し、甲州種を使って世界で勝負するというこだわりの会社です。特に2004年に立ち上げたブランド「アルガブランカ」は、ポルトガル語で「有賀の白」を意味し、甲州を使った同社のフラッグシップブランドになっています。

2016_0429_132100-P1100687

テイスティングをしながら商品を選べるショップには、イギリス製のアンティーク家具が漆喰の白壁とマッチしてあかぬけた雰囲気を加味しています。テイスティングコースは予約制ですが30分500円で6種類のワインをリーデルグラスで試飲ができ、勝沼醸造の一連の商品はラベルデザインも凝っているのでラベルを見ながら楽しめます。

2016_0429_134013-P1100693

オススメは「アルガブランカ クラレーゼ」でアルガブランカシリーズの中核をなすクラレーゼは、「限りなく透明なアルガの白」という意味で、シュール・リー製法によって醸し上げた辛口甲州ワインです。また「アルガブランカ ピッパ」はそれを樽発酵させたものです。

2015_0923_091955-P1090110

本当に歯が白くなるのか?
ホワイトニング歯磨き粉を実際に使った体験談

日本古来種にこだわり世界に通用するワインを目指す!甲州勝沼「大和葡萄酒」

和葡萄酒」の創業家、萩原家は庄屋とともに油屋を営んでおり、当主は代々右八と命名していた。明治の当主(保太郎)が、農地を利用して葡萄作りを始めたのが大和葡萄酒のルーツで、大正2年(1913)創業の老舗であり年間生産本数50万本を誇る。赤ワインの十二原メルローは長野県の松本市四賀の大地で育ったブドウで春に四賀ワイナリーで仕込まれるワイン。また右八シラーは、代々の当主が名乗った名を銘にしている。

2015_0503_132123-P1060980

日本古来の品種へのこだわりもかなりのもので、「甲龍」は日本のワイン産地勝沼町で独自に根付いた甲州葡萄であり、その歴史は古く約1280年前に勝沼で栽培が始まったとされており、その樹齢約130年の甲州の古木「甲龍」より枝分けした甲州種の厳選された葡萄の実だけを使用した辛口白ワインに、より深い味わいを出すため、樽でじっくり熟成させたワインが「古代甲州」である。「神の雫31巻」で「古里を描いた素朴な水墨画のようで、伝統と信念が息づいたワイン」と表現している。

また他の古来品種についても研究し、最近では大阪紫葡萄という日本古来品種として大阪に古くから根付いており、歴史上では1592年頃、太閤秀吉の時代に大陸より持ち込まれたとされているブドウを使ったワインも販売されている。カウンター越しに試飲できるショップを併設し、カフェのような雰囲気である。

2015_0503_132219-P1060981

地元産ブドウにこだわり個性を生かしたワインづくり。甲州勝沼「麻屋葡萄酒」

麻屋葡萄酒」は、大正10年創業の老舗ワイナリーで「麻屋」という屋号の由来は、創業者である雨宮高造が、当時の丁稚奉公先である酒屋の屋号を暖簾分けして頂いたことにある。車道からは工場のような建物の壁面に緑色の大文字で書かれた「アサヤワイナリー」が目印となるが、案内看板に沿って事務所の先の細い路地から木製ドアを入った2階が、ショップ兼テイスティングルームである。

2015_0503_125110-P1060975

ダウンライトに照らされた木質感あふれる広々とした2階は昔のコンクリート製タンクの上に建てられており、ホールと見間違うほどに広く、アーチ窓に映る外のブドウ畑の緑が鮮やかである。室内にはスタンド式のテーブルの他、ソファも置かれ、思い思いにくつろぎながらテイスティングができるようになっている。また創業当時の醸造器具や収穫箱などの展示され、年代物のステレオからアナログのレコードからかかる様子は、まるでカフェにいるようで心地良い。

2015_0503_125223-P1060976

「花鳥風月」シリーズや「麻屋シリーズ」などを試飲できるがおすすめは麻屋シャルドネ樽熟成。笛吹産シャルドネで作るまろやかな酸と樽発酵による熟成香、ブドウの果実味あふれる辛口白ワインです。

2015_0503_125644-P1060977

 

日本固有のブドウ品種「甲州」の可能性を追い求めるワイナリー!甲州勝沼「中央葡萄酒」

中央葡萄酒グレイスワイナリー」として有名な中央葡萄酒の創業は1923年で、勝沼を代表する歴史あるワイナリーで、四代目当主三澤茂計氏により、国際コンクールでの度重なる受賞や世界の著名なワインジャーナリスト達の間での「グレイス甲州」への評価も高まりなど、国産ワイン新世紀への第一歩を確実に踏み出しているワイナリーである。

2015_0503_123748-P1060972

JALのファーストクラスでサービスされるワインに選ばれたり、ワイン王国ヨーロッパへ輸出された第一号の国産ワインもここのものであった。特に甲州種ワインの可能性を追い求めるワーナリーとして知られていて、2004年には白ワイン醸造家の権威、ボルドー大学醸造学部教授「ドゥニ・ドゥブルデュー」氏をコンサルタントに迎え、世界の銘醸ワインと肩を並べ、産地個性が光る様な日本ワインを目指している。2004年、ロバート・パーカーJr氏が同ワイナリーを訪問。その際「甲州2004」をテイスティングし、「前途洋洋、国際的なワイン市場で日本発の最初のドライな白ワインになりうる」と絶賛し、ポイント87~88という高い評価を受けています。

建物は壁から天井まで蔦が絡まっていて、歴史を感じます。小さな扉から階段を登って2階へ上がると、ショップ兼テイスティングルームになっていて、中は広く、ゆったりくつろぎながら試飲ができます。グレイス甲州の産地別シリーズは「鳥居平畑」「菱山畑」「茅ヶ岳」「明野」とありますが、産地の個性を引き出すため、葡萄本来の力を生かし、果実味を重視したシュール・リー製法を基本に、自然の味わいを大切にした凛として澄んだ繊細なワインを基本コンセプトに醸しています。

2015_0503_124527-P1060974

オススメは「グレイス甲州 鳥居平畑」です。勝沼町の俗に山路と呼ばれる斜面の区画「鳥居平」の甲州を用いたワインで、テロワールを表現するため、シュール・リーは控えめで、メリハリの効いたドライスタイルのワインです。

味わう!体験する!新感覚ワイナリー!甲州勝沼「ロリアンワイン白百合醸造」

ロリアン白百合醸造」は、昭和13(1938)年に創業し、現在は3代目となる内田多加夫氏を代表とするファミリーワイナリーです。ロリアン(L’ORIENT)は「東洋」を意味するフランス語で、ヨーロッパに劣らぬ高水準のワイン造りを目指し名付けられたとのこと。

2015_0503_130630-P1060978

平成24年にリニューアルし、白を基調としたお洒落な建物で醸造行程、グラッパ蒸留、ガラス工房等がバリアフリーで見学でき、オリジナルのラベル作りや生ワインのボトル詰めといったちょっと変わった体験もできます。ワイナリーに入ると、正面には試飲用のカウンターテーブルがあり、また奥の樽にのった試飲用ワインは常時8種類、自分で好きなだけ注げるという方式です。

オーストリア、ハプスブルグ家で使用された130年前の手作り煉瓦で再現されたドーム型セラー。ワイン1000本が貯蔵されているらしい。

2015_0503_130812-P1060979

オススメの看板商品「ロリアン勝沼甲州」というワインは、味わいが丸く優しいニュータイプで、人気漫画「神の雫」40巻に登場し、「童話の中の人懐こい白兎を抱きあげるようななんとも優しく温かみもあるワイン」と表現されています。